
概要
クライアントから「アンバサダーサイトに毎日新しい記事を自動で追加していきたい」という要望をいただいたところからスタートしました。完成イメージをすぐに体感してもらうため、まず Claude Code で**実際のアンバサダーサイトを丸ごとコピー**して再現し、そこに「Article」コーナーを追加するという段取りで進めました。 土台ができてからは、GitHub Actions を心臓に、Claude API による記事生成・Googleスプレッドシートによる承認フロー・X自動投稿までを一気通貫で自動化。情報収集(Brave Search / RSS)→ 構成案生成(Claude Haiku)→ Telegram経由の自動ヒアリングで“体験談”を引き出し → 本文執筆(Claude Sonnet)→ HTML化 → Cloudflare Pages へ自動デプロイ → X 自動投稿、という一連の流れが毎日12時に無人で稼働します。オーナーが触るのは週1回、Googleスプレッドシートのステータスを「承認」に変えるだけ。“毎日生成しない/週次で構成をまとめてレビュー”という設計が、APIコストと人間の負担を最小化し、継続可能な自動化を実現します。
主な機能
- クライアントの実サイトを Claude Code で丸ごと再現し、完成イメージを即共有
- 週15分の承認作業だけで、毎日12時に高品質なSEO記事を自動公開
- 情報収集 → 構成案 → 本文執筆 → HTML化 → X投稿まで完全自動
- Telegram経由の自動ヒアリングで“AIっぽくない”一次情報入りの記事を生成
- 人間の操作はGoogleスプレッドシートのステータス変更のみ(SSOT設計)
- MEO(Googleマップ検索)流入を強化し、実店舗への来店を促進
- Claude Code / Cursor に『始める』と言うだけで初期セットアップも完了
小さく作って、育てた開発ストーリー
このシステムは最初から完成形を目指したのではなく、Telegram Bot → スプレッドシート → GitHub Actions と、動くものを少しずつ重ねていきました。各ステップの実物を紹介します。
STEP 0 — まずクライアントのサイトを丸ごと再現した
クライアントの「毎日記事が増えていくサイトにしたい」という要望は、言葉だけだとイメージが共有しづらい。そこで一番最初にやったのは、Claude Code に頼んで実際のアンバサダーサイトを丸ごとコピーして再現すること。そこに『Article(記事一覧)』コーナーを足して、「ここに毎日新しい記事が並んでいきますよ」という完成形を、提案の段階で“動くもの”として見せました。これが「やりたいことが伝わった」「進めましょう」という即決につながりました。
STEP 1 — 基礎をつくる(セットアップ + キーワード選定 + 情報収集)
次は土台づくり。Phase 1a でプロフィール / スプレッドシート / API キー設定、Phase 1b でカテゴリ別の SEO キーワード自動生成、Phase 1c で Brave Search API + RSS による最新情報の自動収集を、それぞれ1セッション1サブフェーズで実装しました。「作る → テストする → スキル化する → 次へ」を厳密に守り、前のフェーズには触らないというレゴブロック方式で進めています。
STEP 2 — “質問する Bot”を作った(Phase 2: ヒアリング基盤)
AIが書く記事が“どこかで見た一般論”にならないために、AI自身が人間に質問を投げて一次情報(体験談)を引き出す仕組みを Telegram Bot で作りました。Phase 2a で初回17問の一括ヒアリング、Phase 2b で構成案から週次の質問を自動生成して Telegram に届ける流れを実装。クライアントの負荷は週5〜10分のチャット返信だけです。
STEP 3 — 2段階生成で“失敗を防ぐ”執筆フロー(Phase 3)
本文を一発で書かせると数千字のやり直しが発生する。だから Phase 3a でまず「構成案だけ」を Claude Haiku で7本分まとめて生成し、人間が15分でレビュー。承認が出てから Phase 3b で Claude Sonnet による本文執筆へ進む2段階構成にしました。これで“的外れな長文”を未然に防ぎ、API コストも最小化されます。
STEP 4 — アイキャッチ画像の自動生成(Phase 4)
記事のアイキャッチは、まずカテゴリ別のテンプレート画像で運用を回せる形(Stage 1)を用意し、後から AI 画像生成へ拡張できる設計に。「動くものを最小構成で先に用意しておく」という小さく作る思想を、画像パートにも適用しました。
STEP 5 — Googleスプレッドシートを“システムの心臓”に育てる
Phase が進むにつれて、人間が触る唯一の操作盤としてのスプレッドシート(SSOT = Single Source of Truth)も育っていきました。AIの出力結果も、人間からの承認も、すべてここに集まります。今は「キーワード」「トレンド情報」「週次ヒアリング」「記事管理」「記事分析」の5タブで全工程を一元管理しています。
STEP 6 — GitHub Actions で“心臓と時計”を接続(Phase 5)
ここまで作った各ツールを、すべて正確なリズムで動かす GitHub Actions に接続。月曜朝6時に週次ギア(構成案の一括生成)、毎日12時に日次ギア(承認済み記事のHTML化・公開・X投稿)を分離して走らせる設計にしました。「毎日生成しない/週次でまとめてレビュー」が、APIコストと人間の認知負荷を最小化する最大の秘訣です。
STEP 7 — 公開後の SNS連携と成果分析(Phase 6・7)
最後に Phase 6 で X への自動投稿、Phase 7 で公開済み記事の SEO スコア・インデックス確認を実装し、「書いて終わり」ではなく「公開後の反応まで自動で見える」ループを完成させました。最初から全部を作ろうとせず、7つのフェーズに分割して1つずつ動かしながら積み上げたからこそ、無理のない自動化として完成できたと思っています。
システム構成

動画と資料で全体像をつかむ
実際に動いているサイト
このシステムが実際に運用しているサイトです。毎日12時に新しい記事が自動で増え続けています。
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